Webアプリ「オシロスコープ」ならみんなが触れる!Scratchで教材を探そう!

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ケン博士
サイエンストレーナーの桑子研です。このサイトで科学を一緒に楽しみましょう。

生徒がさわれる無料のデジタル教材で、 #オシロスコープ がないかな〜と思って探していました。すると #Scratch次のようなものを見つけました。以下のリンク先より、マイクをONにして、緑の旗のボタンをおして、しゃべってみてください。

Pen Oscilloscope Test  https://scratch.mit.edu/projects/666204951/

これがその様子を動画でおさめたものです。

動画をみるとわかるように、高い声を出すと次のような波形の表示が現れます。

また、低い声をだすと、次のような波形が現れます。

正弦波しか出てこないので、声にあわせて波形が正確に表示されるわけではなさそうですが(何Hzの音を含んでいるのかはわからない)、音の大きさとおおまかな高さについては、振幅や波長で表示されて、音の授業の導入に、 #小学校#中学校#高校 と使えるのではないでしょうか。1人1台端末の時代に活躍しそうですね。

 またその他にも、Scratchで手作りでオシロスコープを作れるというプログラムも見つけました。

oscillo_1  https://scratch.mit.edu/projects/18315338

こちらは #音 の大きさを記録していくように思いますが、Scratchをつかって、手作りでつくて、それを記録することができるなんて素敵ですね。

#Scratch はこのように、ゲームを遊んだりつくたりするだけのツールではなく、いろいろなシミュレーションなどの教材が眠っています。私もScratchのインタラクティブ教材を開発しています。また生徒にもスクラッチを使って、いろいろなものを作らせる取り組みを行っています。

もしこんなもの見つけたよ!という人がいたら、ぜひ教えてください!サイトで紹介させていただければと思います。なおオシロスコープについては、アプリ版では、「SoundBeam」というものがあり重宝しています。詳しくはこちらをご覧ください。有料ではありますが、教師が一つ入れておくととっても便利です。

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スマホで実験!音の形を見てみよう!【音の3要素】アプリSoundbeam

また音にどんな周波数の音が含まれているのかを調べることができる、freqounterもおすすめのアプリです。

何!?音に含まれる周波数を調べるアプリfreqcounter

またAFGというアプリでは、いろいろな周波数の音を自由に出して、また微調整できて便利です。こちらはフリーソフトです。

好きな周波数を出すことができて微調整が可能!無料アプリAfG

そのほかWebアプリであると、XXY OSCILLOSCOPEも便利です。こちらにまとめました。Webアプリなので端末を選ばずに使うことができます。

Webアプリオシロスコープ「XXY OSCILLOSCOPE」が音の授業で便利!

なお、理科でScratchを使う時にはこちらがとても参考になります。ぜひ読んでみることをおすすめします。

高校物理の範囲ですが、音について動画授業にまとめました。もしよければご覧ください。

「科学のネタ帳」の内容が本や電子書籍になりました。こちら

2章 音の伝わり方と発音体の振動

音の性質

弦の振動

気柱の振動

音の性質・弦の振動・気柱の振動など音波についての内容です。身近にある音ですが、不思議で面白い実験を多数紹介します。

プリント(音の性質)

プリント(弦)

プリント(気柱)

小型ペットボトルの作り方や静電気実験などもおすすめです。

絶対喜ぶ!お手軽小型ペットボトルロケットの作り方と飛ばし方

冬〜春休みにオススメ!家庭で楽しい静電気実験20

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