お弁当容器がキーホルダーに!?簡単プラスチック実験!(プラスチックの性質)
プラスチックのふしぎ!おうちで楽しむプラバン科学実験
こんにちは!今日は「プラスチックの性質」に注目した実験遊びをご紹介します。中学校の授業でも登場するテーマですが、これを楽しく実験に変えちゃいましょう!今回の主役は、みなさんご存じ「プラバン」です。
プラスチックといえば…?
プラスチックの中でも「ポリスチレン(PS)」という素材は、熱を加えるとやわらかくなり、加工がしやすい性質があります。身近な例だと、お弁当の容器やプラバンがこれにあたります。実はこれプラ板と同じ素材なんです。ということはあたためてみると…。以前、ナリカサイエンスアカデミーで講師をしている小森栄治先生の実験講座に参加し、久しぶりにプラバン遊びを体験してきました。そこで学んだコツやポイントを、みなさんにシェアしたいと思います!
科学のレシピ:プラバンでキーホルダーを作ろう!
用意するもの
•ポリスチレン(プラスチック製)のおにぎり入れ(100円ショップや文房具店で購入可能、PSマークがついています)
これはセリアで買いました。
•トースター •アルミホイル(またはクッキングシート) •木の板 × 2(ダイソーのMD材がおすすめ)
作り方
① プラバンに絵を描こう
おにぎりパックに絵を描いてみましょう。
お子さんと一緒に楽しめる工程ですね!
② トースターで温める
プラバンをトースターに入れる際、アルミホイルを敷きます。
アルミホイルをくしゃくしゃにしてから広げ、その上にプラバンを置くとくっつきにくくなります。
③ 熱いうちに木の板でプレス!
トースターから取り出したら、すぐに木の板でプラバンを挟みます。ここはスピード勝負!おすすめの板はダイソーのMD材。表面がつるつるしていて、プラバンがくっつきにくい優れものです。
結果は…?
熱を加えたプラバンは、あっという間に元の大きさまで縮みます。これがポリスチレンの「戻る」性質です。子どもから大人まで、「おおっ!」と声が上がる瞬間です!こちらの動画をご覧ください。
こんな平になっちゃうんです。
ほかにもコップを使うと、
PSマークがついています。
こんなペンダントも作れれます。
プラスチックの由来は昔は、粘土という意味でした。まさに粘土のようで不思議ですね。簡単で楽しい実験。お子さんと一緒にやってみるのもいいですし、大人もついつい夢中になっちゃうかも!?科学の世界をもっと楽しんでみましょう!
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読んでいただき、ありがとうございました!また次回の実験でお会いしましょう♪