「ルビ振り革命」!Wordでルビを一瞬でつける超便利マクロ
授業プリントをもっと読みやすくしたい…そんなときに
Wordの「ルビ(ふりがな)」を自動で振れたらいいな、
と思ったことはありませんか?テスト、レポートの課題文、授業プリント……生徒が“読めないから意味も入ってこない”という状況を減らすためにも、漢字にふりがなをふっておくことは大きな意味を持ちます。
とはいえ、すべての漢字にいちいち「ふりがな」を手作業でつけるのは、膨大な労力がかかるもの。そんな悩みを一気に解決してくれるのが「Wordのマクロを使ったルビ振り」でした。実際にこちらのページを参考にして、
(なおこのサイトによると、こちらのサイトをもとに開発したそうです。)
実際にうまく動いていたのですが、いつからか「全部の漢字にルビを振る」というのが、私の環境だと止まってしまうので、不便に感じていました(OSアップデートの関係?)。そこで、新たなマクロを追記して使えるように改良しました。初めの漢字にルビを振るというものを20回繰り返すだけのループ文を入れただけなのですが、結果としてほとんど全ての漢字に自動でルビがふれるようになりました。なおwindowsで実行すると動きます。Macだと動かなかったので、ご注意ください。
- 次のワードファイルを開いて、その後コードを全てコピーしてください。
ルビフリ(科学のネタ帳)(ワードファイル) -
そのまま、「表示」タブをクリックします。
-
「マクロ」グループ内にある「マクロ」をクリックし、「マクロの表示」を選択します。
-
「マクロ」ダイアログボックスが表示されますので、適当なマクロ名(例:
test
など)を入力し、「作成」ボタンを押します。 -
VBAエディターが開きますので、既存のコード(もしあれば)を全て削除し、先ほどコピーしたコードを貼り付けてください。
-
保存をして、VBAエディターを閉じます。
マクロの実行
- ルビをつけたいWordファイルを開いて、「表示」タブから「マクロ」→「マクロの表示」を選択します。
- リストの中から「Repeat10Times」を選択し、「実行」ボタンをクリックします。
これで、Word文書内のルビが自動で振られていきます。最終的にルビ全体を必ず読み返しましょう。20回以上出てくる単語にはルビが振られていないので、もう一度実行するか、自分で振っていきます。またルビの振り間違いもありますので、微調整が必要です。
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