センサー片手にビックサンダーマウンテン!最高速度が計算できた!【ディズニーランド物理学】
センサーを片手にディズニーランドのジェットコースター( #ビックサンダーマウンテン と #スプラッシュマウンテン )に乗ってきました。ガイドブックに載っていない、あんなことやこんなことがわかりました。前回はスプラッシュマウンテンで得たデータを解析、今回はビックサンダーマウンテンで得たデータを解析してみました。スプラッシュマウンテンのデータ解析結果や、なぜこのようなことをしているのかなどの経緯については、こちらの記事を御覧ください。
ご存じの方も多いかもしれませんが、ビックサンダーマウンテンはこんな乗り物です。他の方が撮影したものですが、乗ったこと無い方は御覧ください。
https://youtu.be/MdUG2H5K5eg
ではさてさっそくですが、このビックサンダーマウンテンに、ジェットコースターが苦手な私が乗ってきました。はっきりいって怖かったです。もう乗りたくないです(測定のため2回のるはめになりました)。その加速度・高度データがこちらです。
#ビックサンダーマウンテン は、落差が最大で9.9m(1回目で9.6m、2回目で9.9m、9.0m)くらいだということがわかりました。もっとも高いところは乗り場から9.5mの高度にありました。また乗車時間は3分です。スプラッシュよりも短いですね。3回の位置エネルギーの補充を行いながら、それらを運動エネルギーに変えて動いていることがわかります。
力学的エネルギーの保存を使って(※)、その最高速度を求めてみると、13.9m/s、時速にしてみると、47.5km/hとなります。これは公式データには乗っていない情報だと思いますが、なかなかの速さですね。また加速と減速の様子が激しいことがわかります(細かな起伏によるものと思われます)。これらのことから、体を激しく揺さぶられていることになり、これはスプラッシュマウンテンとの大きな違いといえそうです。
なおスプラッシュマウンテン、ビックサンダーマウンテンともに、こちらに元となったデータを公開します。解析をしたい方は使ってみてください。
スプレットシートで書き出したもの
解析したもの
※ 落差を使った速度計算のもとめかたについてはこちらを御覧ください。
これらを使って、富士山やスプラッシュマウンテンの速度を計算してみましょう。
力学的エネルギーの保存を用いて、ジェットコースターの速度を計算してみましょう! |
#ディズニーランド物理学 #ディズニーランド #スプラッシュマウンテン
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