身近で看護現場で役立つ物理の知識を!中部労災看護専門学校の講義の様子

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ケン博士
サイエンストレーナーの桑子研です。このサイトで科学を一緒に楽しみましょう。 

先日中部労災看護専門学校で授業を行ってきました。ちょうど私が執筆した看護学生向けの教科書「まるわかり基礎物理」(南山堂)という教科書を採用してくださっているようで、そこから私のことを知ったとのことです。いろいろな縁がありますね。

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名古屋にある学校で、東京からは遠かったのですが、実は名古屋での講演は今回で2回目。1回目は先生方を対象としたものだったのですが、そこで名古屋が好きになったので楽しみにしていました。

講義を受講した学生は1年生から3年生までの合計およそ120名です。大学で学生向けや、理科教員向けにはいろいろと講演をしているのですが、専門学校生に講義をしたことがなかったのと、120名学生がいるとのことで、どのようにすれば楽しめるかなと、試行錯誤をして、今回の講座を考えました。

実際に目の前にしてみて、専門学校の学生の質の高さに驚きました。大学でも講義をしたことがありますが、20分前に多くの学生が集まって、講義のスタート時間が早まるという、驚きのうれしい現象に出会いました。

学生もアットホームな感じで、和気あいあいとした雰囲気を感じ、やりやすく、まるで自分の学校の生徒に教えているような感覚。これを120名で味わえるとは思いませんでした。

アンケートの結果

アンケートをまとめると次のような結果になりました。満足度は5段階評価です。

5と4を合わせると90%以上いますので、手応えがあったとおりの反応となりました。

なかなか1時間30分という時間で物理のすべてを話す、、、ということには行かないと思ったので、かいつまんでの説明とそして現場での体験や実験を重視した内容に構成しましたが、「実験が多くて楽しかった」とか「懐かしい感じがした」などの感想が得られました。なかでも「時間があっという間に終わった」という感想がとても嬉しかったです。

以下学生の感想より掲載します。

今までの授業よりも早く時間が経ち、集中できた。看護実践の視点でも分かりやすく教えていただき、今後の参考になった。

楽しい実験などがあっておもしろかった。看護にもむすびつけて説明があったので、もっとわかりやすくかった。

体をはって実験をしてくださったり、たくさんの実験道具を持ってきてくださり、みせていただきありがとうございました。

学生や今回の講演に正体をしていただいた先生方・職員の皆様、ありがとうございました。

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