パスカル電線でフレ左+電磁誘導の実験の例
ケン博士
サイエンストレーナーの桑子研です。このサイトで科学を一緒に楽しみましょう。
パスカル電線を使ったフレミング左手の法則の確認実験と、電磁誘導の向きを確かめる実験を中学2年生で行っています。パスカル電線についてはこちらを御覧ください。1本の電線に見えますが、電流を10倍にしてくれる(10倍になったように見える)、電線で、魔法のような実験道具です。
今年もこの電線を実験室の後ろ半分にはわせるように設置をしました。また前半にはコイルと検流計をセットし、前半分と後ろ半分で活動をわけて、授業の途中で入れ替えるという形式で実験を行っています。
教室に広くにはわせます。
たるんだところを予め作っておいて、実験を行います。
ある生徒の力を受けた方向の記録です。
こちらは電磁誘導の実験のセットです。
電流がながれたときだけ、電線が手で感じることができるレベルの力を体感できるので、驚いている様子でした。何度みても電磁気の現象は不思議です。
みなさんはどのような実験を行っていますか?面白い実験があったらぜひ教えてください。
科学のタネを発信中!
ニュースレターを月1回配信しています。
登録はこちらから
科学イベントのお知らせ
全国で科学イベントを実施しています。詳しくは下のボタンからどうぞ。
桑子 研(くわこけん)
1981年群馬県生まれ。サイエンストレーナーとして全国で実験教室やICT活用講演会を開いている。著書は『大人のための高校物理復習帳』(講談社)、『きめる!物理基礎』(学研)など10冊。
桑子 研(くわこけん)
1981年群馬県生まれ。サイエンストレーナーとして全国で実験教室やICT活用講演会を開いている。著書は『大人のための高校物理復習帳』(講談社)、『きめる!物理基礎』(学研)など10冊。