何!?音に含まれる周波数を調べるアプリfreqcounter

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ケン博士
サイエンストレーナーの桑子研です。このサイトで科学を一緒に楽しみましょう。 

今日はある音に含まれる #振動数#周波数 )を簡単に分析できるアプリについて紹介します。それがこちらの #FreqCounter というiOSアプリです。

https://apps.apple.com/jp/app/freqcounter/id410756795

このアプリを開いて、マイクをONにしてから、高い声や低い声を出してみてください。するとこのように、出した音にどんな周波数の音が含まれるのかを分析してくれます。

自分の声でまずはやってみました。

次にギータを使った例です。

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ギターをひいてみたときに、弦の振動の様子をよくみてみると、ある一定のパターンで振動しているように見えます。でも実は基本振動以外の波も含まれていることがよくわかります。

音叉を叩いてみると、これがまた面白く、ある一つの周波数だけがぽんと出てきます。

以下に紹介するSoundbeamというアプリと併用すると、音について立体的に理解できるので、面白いと思います。

科学のレシピ

用意するもの:ギター、Soundbeam(アプリ)、FreqCounter(アプリ)

手順
1 Soundbeamを立ち上げて、ギターの音をひろう。ギターは高い音と低い音を出す。振動数の成分の確認をする

2 FreqCounterを立ち上げて、ギターの音をひろう。その規則性について確認する。

結果

まずは手順1のSoundbeamアプリをつかって音を確認してみると、次のようになっています。

0-1

太い弦を弾いてみると、

0-2

このように振動数の低い成分が増えているのがわかりますね。

よくみると、この振動数ですが、ある振動数が突出して高くなっているのがわかります。
何か規則性でもあるのでしょうか。次に手順2のアプリをつかって音の振動数を細かくみてみましょう。

基本振動が一番大きな成分をもっていますが、その他にも2倍振動、3倍振動など、様々な振動が同時に含まれていることがわかりますね。

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基本振動が398Hz、2倍振動が理論上は796Hz、3倍振動が1194Hz・・・

合わせてこちらもご覧ください。 #オシロスコープ アプリについてはこちらに詳しくまとめています。ご覧ください。

スマホで実験!音の形を見てみよう!【音の3要素】アプリSoundbeam

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