おお、そうか。天動説もいいじゃない!
太陽が地球のまわりをまわっている!?
そんな馬鹿な〜なんて思ったら、
一度この実験をやってみてください。
あなたは地動説どうやって説明していますか?
先日紹介した、慣性力に関する動画についてニュースレターでご紹介をしたところ、
目黒学院の稲垣先生から、このような試みをしていますというメールをいただきました。
(いろいろな先生方に教えてもらえて感謝です。)
先生にご許可をいただいたので、今回はみなさんにご紹介したいと思います。
稲垣先生は、中学の天体の授業で、地球役で先生ががビデオを持ち、
太陽役を生徒にさせて、
まずはじめに生徒が先生にまわりを動いている様子(天動説)、
また先生が生徒のまわりを回っている様子(地動説)を、
先生の目線からビデオにおさめます。
ビデオを全員でみてみると、
もし背景が黒などでわからなければ、
どちらも天体の見え方が同じ動きになるということが、
みなで理解することができたということです。
単に「天動説は間違いなんだ!地動説なんだ。」ということを口頭で説明したり、
教科書で確認するだけではなく、
天動説でも自然の成り立ちが、説明できていることについて
紹介することは大きな意義がありますよね。
また実際に映像を教室で生徒と見ることで、
クラスメイトがテレビ画面に出てくる反応などもあり、
非常に盛り上がったそうです。
相対運動については、この教室にビデオを持ち込みつつの説明が、
効果を発揮しそうです。
物理の本でも相対速度のところは、ベクトルの絵しかないものが多いのですが、
このように生徒の前で実演、生徒も参加することで強く記憶に残ることになりそうです。
稲垣先生、面白い事例ありがとうございました!
その他にもこのような事例があるよ!など何かありましたら、ぜひ教えて下さい!
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