電車の不思議を教室で体験!iPadを使った慣性力の実験
慣性力の実験装置の紹介です!
お恥ずかしいのですが、昨年撮った大失敗の映像もつけて
紹介します。
慣性力の「見かけ」ってなんだろう?
電車の中、空き缶が床に落ちています。
床に落ちた空き缶は、電車が出発すると、なぜかころがってこちらにコロコロとやってきます。
空き缶に何か特別な力がはたらいたのでしょうか?
このとき空き缶にはたらいた「つじつま合わせの力」、それが慣性力です。
慣性力は実際に体験をしないとよく理解できない力です。
授業中、板書をつかったり、動画を見せたりして説明をしていますが、
やはり実際に見て、体験してみるのが一番です。
生徒に教科書の中の世界が、ここにあるということをつなげて見せることが
教師には大切なのかなと思っています。
というわけでこんな実験道具を作りました。
電車にのった立場を考えるために、電車にぬいぐるみをのせました。ぬいぐるみの視点から見ると、このように見えます。
ぬいぐるみの視点を取り入れるためにiPadをつけています。では台車を押してみましょう。どのような世界が見えるのでしょうか。
上記の動画を御覧ください。
実際に授業でやったときの映像なので、生徒の笑い声も入ってしまっていますね。
それでは作り方です。
いかがでしたか?ポイントは動画で見せるのではなく、台車をつくって、
授業中に動画を撮影し、みなで確認をするということにあります。
デジタルもアナログも、両方取りをする必要が大切だなと思ってやっています。
また昨年はiPadを台車につけるということを思いつかず、自分が台車にのって、
生徒に台車を押してもらいました。
その結果、とんでもないことに。
生徒が容赦ない加速度で押したからです!ひえ〜。
授業は楽しくやっていきましょう。
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