家で飛ばせる熱気球!15分でできる小型熱気球の作り方
みなさん、気球に乗ったことはありますか?私はまだ乗ったことがないのですが、以前北海道に行ったとき、たまたま空を見上げると、カラフルな気球が次々に飛び立つ光景に出くわしました。その美しい光景は、今でも忘れられません。
そんな感動を胸に、ある日、理科教室で小型の気球を飛ばしてみました!もちろん、人が乗れるような大きな気球ではなく、ミニサイズの気球です。熱力学の問題でよく取り上げられる「気球の浮力」を実際に体験しようと、生徒たちと一緒にこの実験を行いました。
さて、今日はこの小型気球の作り方と打ち上げ方について、みなさんにご紹介しようと思います。実は、この実験はとても簡単で、ちょっとした材料と工夫で誰でも楽しめるんですよ。参考にした動画を基に、準備から打ち上げまでの手順をまとめてみました。
それでは、さっそく一緒に科学の世界に飛び込んでみましょう!
科学のレシピ
用意するもの:
40リットルのゴミ袋、セロテープ、エナメル線(40cm×4本)、スポイト、エタノール、チャッカマン、脱脂綿、アルミ箔(25cm×25cm)、スポイト、ニッパ
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手順:
① アルミ箔を使ってゴンドラ(箱)を作成する。
25センチ×25センチの正方形のアルミ箔で箱を作っていきました。
② 箱の4角に楊枝を使って穴を開けて、そこにエナメル線を通します。エナメル線の長さは40cm×4本です。この際にセロテープは使わないでください(後で燃料を入れた時に熱で溶けてしまう)。
③ ゴミ袋にエナメル線4本を、セロテープで取り付ける
ゴミ袋の4箇所にエナメル線を張りつて、ゴミ袋と箱を固定します。この時箱が水平になるように調整してください。
④ 箱に脱脂綿を入れて、エタノールで浸します。
エタノールは8mL(4m L×2)を入れました。
⑤ 命綱をとりつけて、火をつける
命綱をとりつけて、チャッカマンで脱脂綿に火をつけます。このとき、事前に濡れ雑巾を用意し、必ず大人と行って下さい。打ち上げる場所は室内で、燃えにくい床で、換気扇等を消して、風の無い場所で行いましょう。
ゴミ袋に炎がつかないように、ゴミ袋の入口を二人で持って広げておきます。すると少しずつごみ袋が広がっていきます。
「浮きそうだな!」と思ったら、入口を持っている人は手を離します。
この気球は命綱をもって、操作をしましょう。炎がゴミ袋に移りそうになったり、傾いたりしたら、濡れ雑巾で包んで火を消しましょう。ふわふわと気球が浮くと、大きな歓声があがります。
自宅でもできるので、お子さんといっしょにつくって打ち上げてみてくださいね。
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