出来た!スマホ・鉛筆・ノートだけで動画授業は作れます
あなたは動画授業をみたことがありますか?
今日は登校をしているときに、教えたことがない中学生に声をかけられました。
「先生の動画、見ました!」
研究者になりたい、薬剤師になりたい、気象予報士になりたい、本を書きたい、・・・。
ぼくの子供のころの口癖は、「いいこと考えた!」でした。
ずっとそれは変わっていなくて、今でもやりたいことがたくさんあるのに、
それらをできない自分にがっかりしている毎日。
そんな中、3〜4年前から動画授業をどんどん作りたいなって思っていたんですね。
まさに「いいこと考えた!」です。
理由はそのとき、事情があって学校にこれない生徒がいて、
その生徒のサポートが十分にできなかったことにあります。
もっとあの生徒に、伝えることがあったのではないか?
って今でも夢でうなされるようなときがあります。
そのときのつくった手作りの動画授業を今回紹介したいと思います。
(結局その生徒に見せる前に、その単元は終わってしまいました)
動画授業が作りたいんですけど!
動画講義の作り方がわからないのですけど!
そんなメールをいただきました。
ぼくが使っているのはExplain EverythingというiPadアプリなのですが、
たしかに壁はすこし高いと言わざるおえません。
先日校内でiPadをつかって動画講義作成のワークショップを開いたのですが、
まずiPadをもっているというだけで、参加へのハードルがあがってしまいました。
でもそんなに難しいことなのではないんですよね。
もっと簡単に、だれでも出来る方法は、
iPhoneなどのスマートフォンとノートでやる方法だと思います。
こちらの動画はiPhoneをフレキシブルアームに固定して、動画モードにしながら、
単純にノート上で授業を行う形で撮影したものです。
画像はあらいし、雑音は入っていますが、
内容が役に立つものなら、このような動画でも4000ビューくらいは行っていますから
やはり教育系の動画はもっともっと増えてもいいのかなと思いました。
こちらは運動方程式の使い方を説明したものです。
数年前に作ったものですが、今の授業を復習したい!という在校生にも
役に立つ内容なのかなと思っています。
どのように見ていたのか、それをちゃんと学習に使っていたのか?それはわかりませんが、
動画授業を作れて配信できるということ、
それが今この世の中になって本当に大きなインパクトになっていると思っています。
ぼくたち教師はまだまだできることがあるし、頑張れることがたくさんある。
iPhoneとフレキシブルアームさえあれば、頑張ればですが、動画授業も作れるんですね。
動画授業を作り始めてから、もりもりとやる気がでてきています。
インターネットをもっと良い方向に引っ張って行きたいですね。
フレキシブルアームはこちらか
サンコ- スマートフォン用クリップ…
サンコー
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