身近な光の魔法!家庭でできる乱反射実験に挑戦!
家庭でできる!乱反射を楽しむ実験
今回は、乱反射について、家庭で簡単にできる実験をご紹介します!理科の授業では「反射の法則」はよく取り上げられますが、乱反射ってあまり扱われませんよね。でも、乱反射は私たちの身近なところでいつも起きている現象なんです。
さあ、みなさんもお家で乱反射の不思議を体験してみましょう!
乱反射ってなに?
物体に光が当たると、その光は様々な方向に跳ね返ります。これが乱反射です。鏡のようなツルツルした物体では、光はきれいに反射して「入射角=反射角」の法則通りに進みますが、
普通の物体だと違います。いろんな方向に光が散らばる「乱反射」が起こるんですね。
さっそく実験してみよう!
準備するもの
•レーザーポインター
•アルミホイル
•ぬいぐるみ
•白い紙
手順
1.白い紙の上に、クシャクシャにしたアルミホイルを置きます。これが物体の表面を再現します!
2.部屋を暗くして、レーザーポインターの光をアルミホイルに当ててみましょう。
すると…レーザーの光がフワッと広がるのがわかりますか? これこそが乱反射! アルミホイルの凹凸が光をいろいろな方向に散らしてくれるので、目でその反射をキャッチできるんです。私たちが物体を見ているのも、この乱反射のおかげなんですよ!
色の反射も楽しんでみよう!
次に、色の反射を観察する実験もしてみましょう!
手順
1.部屋を暗くします。
2.白い光(例えば懐中電灯)を用意して、ぬいぐるみに当ててみましょう。
3.反射した色を観察します。
例えば、バナナのぬいぐるみがあれば、その黄色い皮に光を当ててみましょう。
すると、反射した光は黄色になりますよね。これは、バナナの皮が白い光から黄色以外の色を吸収し、黄色だけを反射しているからなんです!
他にも、太陽の人形があれば、その赤い部分に光を当ててみてください。赤い部分は、赤だけを反射するので、反射した光も赤く見えるはずです。
普段はあまり意識していないかもしれませんが、乱反射のおかげで、私たちは物の色や形を認識することができています。この乱反射の仕組みを利用して、カメラや眼鏡のレンズでいろんな像を作り出すことができるんです。
ぜひ、この実験を通して、身近な光の不思議を感じてみてくださいね!