ホンビノスガイの解剖で発見!貝柱を切り開く難しさ

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ケン博士
サイエンストレーナーの桑子研です。このサイトで科学を一緒に楽しみましょう。

こんにちは!今回は、同僚の先生が行った「ホンビノスガイの解剖」についてご紹介します。昨年はアサリの水煮を使ってサクッと行ったのですが、こちらはうまくいけば動いた心臓も見れるかもしれないという生きている貝を使った実験です。

無脊椎動物の一つとしてアサリの解剖をしてみました

このホンビノスガイ、解剖に使った貝は、いつもお世話になっている能勢教材さんから購入しました。ネットでも買えるようですね。

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ホンビノスガイは、身近な貝でありながら、その内部構造を観察すると意外な発見がたくさんあります。

授業の開始と同時に、貝を50度のお湯に約3分間入れておくと、貝の口が少しだけ開きます。この状態が解剖のスタート地点。生徒たちには、この少し開いた口にピンセットの先を差し込み、軽く回転させてさらに開けてもらいます。

次に、ピンセットのお尻部分を使ってもう少し口を広げたら、今度は解剖鋏を投入!貝柱が2つあるので、これを1つずつ丁寧に切り取ると…貝がパカっと開きます。

でも、これがなかなかの難関!生徒たちは悪戦苦闘しながらも、集中して取り組んでいました。

こちらは生徒が開けたもの。中身が両方に入ってしまっています。

こちらは教員がやったもの。丁寧に行うとこのようにうまくいきます。

貝を開く感覚や中身を見る瞬間は、まさに「解剖の醍醐味」を味わえる瞬間です。

科学の面白さって、こういった小さな発見の積み重ねにあると思います。ホンビノスガイの解剖、ぜひ挑戦してみてください!

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