顕微鏡の仕組みを楽しく学ぼう!NHKの動画とPhetシミュレーションで光学の世界へ
皆さんは「顕微鏡の仕組み」について、どうやって学びましたか?多くの方が、教科書や図鑑で目にしたことがあるかもしれませんが、今回はNHKforSchoolで見つけた、とっても面白い動画をご紹介します。まずは、こちらのリンクから動画をご覧ください。
この動画、ただ説明を聞くだけじゃなくて、実際に目で見て理解できる実験が紹介されているんです。ロウソクと虫眼鏡を使ったシンプルな実験なんですが、これがなかなか奥深いんですよ。ロウソクの像を一度スクリーンに映し出し、さらにもう一つの虫眼鏡でその像を拡大してみるという方法なんです。
さらにスクリーンを取り外すと、像がもっとはっきり見えるという結果が得られるんです。私も以前、授業でこのような実験をしたことがあります。CDケースをスクリーン代わりにして、同じ原理を使って生徒たちと一緒に像を観察してみたんです。でも、なぜか見える生徒と見えない生徒がいて、その違いをどう説明しようか悩んだことがありました。でも、このNHKの動画を見た後だと、全員が同じようにその感動を共有できたんじゃないかな、なんて思います。こんなにわかりやすい動画を作ってくれたNHKさんに感謝ですね!
さらに、「Phet」という素晴らしいシミュレーションサイトもご紹介します。
普通は主光線や作図でよく使う線だけを描くところですが、このシミュレーションではそれ以外にも「たくさん」の光線を表示することができるんです。これがまた視覚的に分かりやすくて、レンズの仕組みをもっと深く理解できるんですよ。
こちらが主光線です。
こちらがたくさんです。
理科がちょっと苦手な人も、この動画やシミュレーションを使えば、光やレンズの仕組みを楽しみながら学べるはず。なお顕微鏡に作図教材を作りました。こちらも併せてご利用ください。
ぜひ、お試しください!