違和感を感じた研究会。デジタルとアナログのベストミックスとは?

  • X
ケン博士
サイエンストレーナーの桑子研です。このサイトで科学を一緒に楽しみましょう。

理科の教育5月号(2023)に面白いことが書かれていました。どんなことかというと

11Pにあるのですが、このような内容です。

ある中学校の研究授業を参観したところ、体育館で行なっていたこともあったのかとは思いますが、全員が情報端末を覗きこみながら、発表を聞く形式になっていて、発表者に目線が入っていないような感じの様子だったようです。

この様子を見て、多くの先生方が違和感を感じたそうで、発表者の身振り手振りや表情が伝わっていないのではないか、とても淡白であったのではいかと話題になったそうです。

なるほど、興味深いですよね。私の学校でもペーパレスが進んでおり、生徒は端末を持って集会等に参加をして、時には端末を見ながら話を聞くと言うことも多くあります。この研究会での例の場合は、プレゼンがそうなってしまっていたようですが、確かにプレゼンをする場合は、プレゼンターの動きや表情を見てほしいなという気持ちとてもよくわかりますし、そうであるからこそプレゼンターはノンバーバルコミュニケーションも使って発表する練習にもなるわけですよね。

デジタルとアナログのベストミックスとはなんぞやを考えるために、良い違和感を感じたなと読んでいて思いました。

科学のタネを発信中!