手段が目的になる授業があっても良い?(ICT活用)
ケン博士
サイエンストレーナーの桑子研です。このサイトで科学を一緒に楽しみましょう。
Canvaが便利ということを生徒に聞いて、実際に色々と使い始めました。元々はデザインの強いウェブアプリという印象を受けていましたが、実際に使ってみると、本当に色々な使い方ができて、GoogleWorkspaceと同じようなものだということがわかりました。
またGoogleWorkspaceよりも使い勝手の良い部分もたくさんあって、驚いています。そんな中で、ICT活用について思うことがありました。それはICTツールを活用する上で、まずは教師や生徒が端末やアプリの使い方にまずは慣れる必要があるということです。道具としてうまく使うためには、とりあえず使ってみましたというような授業や時間が必要であるということがわかりました。
手段が目的になるということはよくないことであると思いますが、うまく使いこなすためには、手段が目的になるような授業があって、その上で手段が手段として機能するようになります。そうすると、ICTを使うことで、効率化できる部分が多くなり、生徒に考えさせたいところに時間を割り振ることができるようになります。
例えばこちらの資料は、①で自分の考え、②で班での話あった時の考え、③で最終的にこう考えたというものを書くシートでデジタルで行うことで、他の班の考えを除くことができるというよさが生まれるというものです。
学びを深めることができるツールです。