いろいろな並列回路の組み方の例(電気回路)

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ケン博士
サイエンストレーナーの桑子研です。このサイトで科学を一緒に楽しみましょう。

並列回路を組む時に、回路図を一つ見てもいろいろな組み方がありえます。例えば次のような組み方があります。電圧測定実験では組み方によって値が異なってくるので、注意が必要です。どれが良いというのではなく、一長一短ありそうです。

おそらく多くの生徒が初めに組むのがこちらです。

ターミナルを使ったパターンですね。この組み方でも良いのですが、ターミナルはミノムシコードが多く、電圧測定実験をすると、接続部が多いので値がズレることが多くあります。

次に紹介するのがこちらのパターンです。

ターミナルが少なくなって、ミノムシコードの数が減りました。回路図で書くとこのような感じになります。生徒としては、あれ?これは並列回路なのかな?と初めに思うかもしれません。また電流が分岐をしているのかが少し分かりにくくなりますね。

最後にこちらのパターンです。このパターンも並列ですが、より電池から電流をとっている感じのイメージになりますね。これも並列にはぱっと見では、見えないようです。

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