月の形から月の出・月の南中・月の日の入りの大まかな時間を予測する!夜空でわかるお月さまの秘密
ケン博士
サイエンストレーナーの桑子研です。このサイトで科学を一緒に楽しみましょう。
こんにちは!今日はちょっとロマンチックな科学のお話をしましょう。そう、テーマは「月」です。23/12/09の夜、私は空を見上げて月の姿を撮影してみました。なんだか不思議に思いませんか?月の形が毎晩変わるのは、当たり前だけど、よく考えると「どうして?」って気になりませんか?
例えば、この日の月、左側がかけていました。この形から考えると、次の位置で言えば6番の場所に当たることがわかります。
そこで少し頭の中で計算をしてみましょう。ざっくりと、日の出を6時、正午を12時、日の入りを18時、真夜中を24時とします。すると、この月の位置から推測できるのは、月がだいたい「3時」に出てきて、「9時」ころに南中(つまり、一番高い位置に来ること)を迎え、再び「3時」に沈むということなんです!
ちょっと難しそうに聞こえるかもしれませんが、これが天文学の面白いところ。正確に知りたいときは、「こよみモバイル」という便利なサイトを使って確認できます。実際、この日調べてみると、月齢は25.7(29.5日周期)で、南中の時間は11時33分でした。つまり、お昼頃に月が一番高い位置に来ているということですね。
空を見上げるだけで、こんなにたくさんの情報を読み取れます。次に月を見た時は、ぜひ「今、月は何時ころに出ているのかな?」と考えてみてください。