並列回路の合成抵抗の公式の導き方について
ケン博士
サイエンストレーナーの桑子研です。このサイトで科学を一緒に楽しみましょう。
並列回路の合成抵抗の公式の導き方についてまとめてみました。中学生から高校生まで納得できるようにまとめてみました。文字式があるので難しいところがあるかもしれませんが読み取ってみてください。
並列接続はt抵抗RaとRbには電源電圧Vがそれぞれはたらきます。それぞれの抵抗に流れる電流Ia,Ibはオームの法則より、
また回路に流れる電流をIとすると、電源を流れる電流Iは I全体=Ia+Ibとなるので、
です。よってRaとRbを1つにまとめて、R全体としましょう。オームの法則より、V=I全体R全体 なので、
となり、上の式と比較すと、
となります。