慣性の法則の利用「塩を振りかける時」(塩ふり動作に隠れた科学の力)
ケン博士
サイエンストレーナーの桑子研です。このサイトで科学を一緒に楽しみましょう。
慣性の法則って聞いたことがありますか?よく学校の授業で、「だるま落とし」や「テーブルクロス引き」などが例として使われますよね。私もこの法則をもっと楽しく学べないかと、いろいろ実験してみました。例えば、水を入れた風船を割ってみるというちょっとスリリングな実験も!興味のある方はこちらからどうぞ▼
水風船実験の詳細
さらに、コインとビンを使ってだるま落としに挑戦してみたりもしました。意外と難しいんですが、成功すると快感です!こちらの動画もおすすめです▼
コインとビンでの実験の詳細
でも、もっと日常生活の中で慣性の法則を感じられる場面ってないかな?と考えていたところ… 塩をふりかける時の動作がまさにそれだ!と気づいたんです。
塩をふりかけるとき、みなさん「パッパッ」と瓶を振りますよね?実はあの動きも慣性の法則の一例なんです。瓶を振った後、一瞬止めてから加速すると、中にある塩は慣性の力でそのまま止まろうとします。その結果、塩が瓶の穴にぶつかって、勢いよくこぼれ落ちるんですね。
こんな風に、慣性の法則は意外と私たちの日常にたくさん隠れているんです。次に塩を振るとき、ちょっと科学の視点で見てみると面白さが倍増しますよ!カンナの刃をぬくという例もありますが、考えていれば知らず知らずのうちに慣性を私たちは使って生活をしているのかもしれませんね。