慣性の法則の利用「塩を振りかける時」

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ケン博士
サイエンストレーナーの桑子研です。このサイトで科学を一緒に楽しみましょう。

慣性の法則については、よくだるま落としやテーブルクロス引きなどの身近な事例が実践されていると思います。私自身、水を入れた風船を目の前で割ってみたり、

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またコインとビンでだるま落としをしてみたりしました。

ビンとコインでおもしろだるま落とし!盛り上がる実験

そんな中、もっと身近な事例で、塩を振りかける時の動作があります。塩をふりかけるとき、パッパと瓶を降りますが。瓶を一度止めてからさっと加速度をつけて降ります。すると中にあった塩は慣性により止まり続けようとするため、瓶の穴のところに勢いよく当たり、穴から塩がこぼれ落ちます。

カンナの刃をぬくという例もありますが、考えていれば知らず知らずのうちに慣性を私たちは使って生活をしているのかもしれませんね。

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