広告の文字・色紙・PC画面を拡大してみると!あらビックリ!(顕微鏡の使い方と色の不思議)
ケン博士
サイエンストレーナーの桑子研です。このサイトで科学を一緒に楽しみましょう。
顕微鏡の復習に、広告を見てみるということを行いました。昨年度先輩がやっていて、面白い試みだなとおもってやってみました。普段見ている広告の文字を使って、文字を追うにはどうしたらよいのか、ということを行うことで、自然と顕微鏡の見え方について学ぶことができます。
ンのところを写すと、ひっくり返っています。
右に動かすと、左に動いてしまいます。見えている像がひっくり返っているためですね。
また広告のインクの様子をみていると、拡大して気がつくのが、様々な色が、赤・青・黄色の三色でできているということです。
木のところをみてみると、
青と黄色と赤で青と黄色が多めですね。次に黄緑色のKの部分を見てみると、
黄色と青だけで赤がありません。
実際にプリンタのカードリッジをみてみると、黒に加えて、たしかに赤・青・黄色の三色のタンクで売られています。
この色の含み具合でいろいろな色が作られていることがよくわかりますね。物理の話になるのですが、顕微鏡で拡大してはじめてわかることは、たくさんありますね。
なお広告のみを見ても、プレパラートの上にのせないとピントが合わないことがあります。また広告は光を通しにくいので、上から光をあてるために、顕微鏡によってはペンライトを用意して、上から光をあてるとよく見えることがあります。
また色紙の色も見てみました。どうなっているのでしょうか。
この場合は同じような黄色に見えます。対して同じように見える色をPCの画面で作ってみてみると、
このように見えました。面白いですね。