主体的・協働的な学びを促す実験等を開催しました(青森)

ケン博士
サイエンストレーナーの桑子研です。 

2018年8月17日青森県高教研理科部会の物理分科会にて「主体的・協働的な学びを促す実験例とICTを活用した実験例の紹介」というタイトルで実験講演を行いました。場所は青森県立青森北高等学校という学校で、9時30分から11時30分までの2時間で行いました。

青森には修学旅行で三内丸山遺跡や、奥入瀬には行ったことがあったのですが、青森駅まできたのははじめて。当日も先生方にお会いできるのを楽しみにしていました。

ぼくの接待をしてくださったI先生のご厚意もあり、前日に行われた懇親会から参加させていただいたため、青森県の先生方が課題としていることをよく知ることができました。予算が少なかったり、またその手間が大変だったり、校務が忙しくて授業準備の時間がなかったり、塾が少ないため学校ですべての面倒をみなければいけないことから、実験にあてる時間が少なかったり、また単位数が少なかったりと、都内の先生方とやなんでいるところはやはり同じものもたくさんありました。

そんなことを踏まえての実験講習会で、先生方の表情を見ながら、内容をいろいろと変更して行いました。参加された先生方は高校で物理を担当している先生方を中心に25名となりました。内容としては、主体的・協働的な学びへの取り組みとして、私が取り組んでいるものの中で、効果があらわれている3つの事例について実験をとおしてご紹介した後に、ICTの活用方法や、負担が少なくてすむような実験などについてまとめて紹介しました。

2時間の実験講習後に、アンケートをとったのですが、25名中、良かったという「5」の評価が25名全員でした(5段階)。緊張して行ったのですが、ホッとしました。これも準備などでいろいろお世話になったI先生や、会場校の先生方のお手伝いがあってのことです。ほんとうにありがとうございました。

講習会の感想には以下のようなものがありました。

 古くから行われている指導法と組み合わせることでそれがさらに有効的にできるのが、ICT教材iPadだと改めて実感しました。ありがとうございました。

 とてもためになりました。アップルTVを買いたいと思いました。周波数を測定する方法で悩んでいたので、とても助かりました。

 教員一年目です。こんな授業したいなー!と考えていたものをはるかに超えた素晴らしい授業でした。紹介いただいた数多くのアプリや実験を自分なりに少しずつ取り入れていきたいです!ありがとうございました。

 ICTをさりげなく使用する姿勢になるほどと思いました。最大限に活用しつつも、道具の1つであるということを忘れず活用法を考えていきたいと思います。今日はありがとうございました。

すべての感想については、「青森県講演アンケート」はこちらから(PDF)御覧ください。

(また質問として、「多忙化も話題になっている現状、止む得ないと思いますか?」というものがありましたが、止む得ないとは思いませんし、どうにかしたいと思いますが個人の力では難しいのが現状かなと思います。学校全体で仕事分担を工夫するなどのことが必要で、そのための訴えかけを個人として行うことは必要であるとは思いますが、私もうまくできていないことがありますので、お答えがうまくできません(^^;)。校務等で、なかなか思うように教材研究にあてる時間がないという苦しい訴えだと思います。私も同じようなことを日々感じております。)

その後青森市内をまわらせてもらったのですが、Aファクトリーなど、洗練されており、都内に比べると空いていて、気温も涼しくて爽やか。最高です。なんとなく北欧のような雰囲気を感じました。また個人の旅行としても来てみたい、そう思わせてくれる街です。

虹も見えました。

A-FACTORY

もくもく〜木育広場〜

実は今回は子供をおいていかないでという家内の希望もあり、子供もつれてきており子供とは別行動をとっておりました。子供は子供でのびのびと過ごしていたようです。

参考:

・ブラックボックス(ジグソーパズル)、(ジグソーパズルと木
アヒルワーク
これからの入試問題への対応

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桑子 研(くわこけん)
 1981年群馬県生まれ。サイエンストレーナーとして全国で実験教室やICT活用講演会を開いている。著書は『大人のための高校物理復習帳』(講談社)、『きめる!物理基礎』(学研)など10冊。