こんなアヒルあったのか!?レゴでコミュニケーション教育

ケン博士
サイエンストレーナーの桑子研です。このサイトで科学を一緒に楽しみましょう。 

今日はシーパップ研究会に出席をしてきました。途中までしか参加ができなかったのですが、その中でナリカから行われた、レゴを使ったコミニケーション教育の体験がありました。学びの多い研修であったので、こごで紹介したいと思います。

レゴでアヒルを作ってみよう!

はじめに行ったのは数点のブロックのみをつかってアヒルを作るワークです。1人一つアヒルを作ります。制限時間は1分!さぁ始めます。


このようなブロックが配られます。


ぼくが作ったのはこのようなアヒルです。お風呂のおもちゃのアヒルをイメージして作りました。

実際に作ってみるとこれしかアヒルはない!と思って作っていたのですが、出来上がったものをならべると、豊かなアヒル像があることに驚きました。

実に様々なアヒルの姿があることをわかります。どのアヒルが正解というわけではなく、どれもアヒルとしては正解です。

生徒から理科の実験をおこなっていると、このデータは正解ですか?このグラフでいいのですか?などと質問をされることがよくあるのですが、操作を誤ったデータはあるかもしれませんが、どのデータが正解だというものはありません。このワークをする事で、正解が一つではないということを体験として学ぶことができました。

また、例えば生物の分類学の授業の初めにこのワークを行って、これらのアヒルを分類してみれば、

足があるアヒル、ないアヒル

口が赤のアヒル、黄色のアヒル

などなど、さまざまな注目点で分類できることに気がつけるかもしれません。

相手にどのように伝えるのか?レゴで伝言ゲーム

次に行ったのが、2人のペアにそれぞれ同じレゴのパーツをあたえて背中を合わせるように座って、片方の人が2分間で自由な作品をつくります。

その後、作品自体は見せずに、言葉だけで説明を行って、もう片方の人はその言葉を頼りに作っていきます。時間は3分でした。

実際に言葉で伝えるのはとても難しく、微妙な位置関係がうまくいかなかったり、似ているけど微妙に違うものができてしまうというペアが続出しました。

相手に情報を正確に伝えるのはどうすれば良いのかということをよく考えるときっかけとなりました。

子供と遊び感覚で触っていたレゴですが、このような教育的な使い方があることに驚きました。レゴ侮れません。

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桑子 研(くわこけん)
 1981年群馬県生まれ。サイエンストレーナーとして全国で実験教室やICT活用講演会を開いている。著書は『大人のための高校物理復習帳』(講談社)、『きめる!物理基礎』(学研)など10冊。