静電気を操る魔法のハンドル!「静電高圧ゼネコン」で稲妻をその手に

サイエンストレーナーの桑子研です。毎日が実験。

冬の寒い日、ドアノブに触れた瞬間に「バチッ!」とくるあの衝撃。誰もが経験したことのあるあの現象の正体は、数千から数万ボルトにも達する静電気です。不意に来ると驚いてしまいますが、もしこの強大なエネルギーを、自分の手で自由自在に作り出せるとしたら……ワクワクしませんか?

今日は、そんな科学の魔法を可能にする驚きの「ビリビリマシーン」をご紹介します。静電気の実験といえば、大きな球体が乗った「バンデグラフ」を思い浮かべる方も多いかもしれませんが、

「バチッ!」の正体、解明します。15万ボルト発生装置「バンデグラフ」の秘密を徹底解剖!

今回ご紹介するのはもっと手軽で、それでいて強力な、ナリカ製の「静電高圧ゼネコン」です。

手のひらサイズの稲妻製造機!「静電高圧ゼネコン」の衝撃

これさえあれば、乾燥した冬を待たなくても、家や教室でいつでも本格的な静電気実験が楽しめます。公式サイトには、さらりと驚くべきスペックが書かれています。

ハンドルを回すだけで約10,000Vの高電圧が発生する手回し発電機です。

10,000ボルト! 数字だけ聞くと恐ろしく感じますが、静電気は電流がごくわずかなので、正しく使えば安全に実験できます。とはいえ、1万ボルトもあれば、空気中を電気が突き抜ける「放電」もはっきりと観察できるはず。さっそく、その威力を動画で確かめてみましょう。

いかがでしょうか。暗闇の中で「バチバチッ!」と青白い火花が飛ぶ様子は、まさに小さな稲妻そのものです。このコンパクトなボディからこれほどのエネルギーが生み出されるなんて、感動してしまいますね。

「ライデン瓶」に電気を貯めてみる

次に、この強力な電気を逃さないように、容器に貯めてみることにしました。使用するのは、電気を蓄える装置の元祖ともいえる「ライデン瓶」です。

「本当にこんな瓶に電気が貯まるの?」と半信半疑でハンドルを回し続け、実際に体に流して確かめてみました。結果は……なんと、科学館にある大型のバンデグラフで貯めた時と同じレベルの衝撃が走りました!

これほどのパワーがあれば、教室での演示実験でも盛り上がること間違いなしです。班に一つあれば最高ですが、まずは先生が見せる実験道具として絶大な威力を発揮してくれそうです。

さらなる高みへ!プロ御用達の「帯電ガン」

ちなみに、私は「静電気のプロ」として、さらに強力な「帯電ガン」という秘密兵器も持っています。こちらはなんと30,000ボルトまで貯めることができる優れものです。

お値段もそれなりに張りますので、まずは手軽に10,000ボルトを操れる「静電高圧ゼネコン」から始めてみるのがおすすめです。もっと深く知りたい方は、こちらの帯電ガンの紹介もチェックしてみてください。

3万ボルトを撃ち込め!ドハマりしたハイテク実験器具「帯電ガン」の威力と仕組み

身近な「バチッ」を、最高の「発見」に変えてくれる実験道具たち。皆さんも、見えない電気の世界をその手で操ってみませんか?

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