高校物理、中3春から準備!絵をかきながら解こう!
座標と移動距離の関係を知ろう!
高校物理をはじめたときにちょっと困るのが、その位置を示す座標と移動距離の関係です。
春休みに復習しておきたいシリーズ第4弾です。
次のような問題を解くことができますか?
問題
10m/sの一定の速さでx軸上を負の方向に走っている車がある。この車があるとき+10mの場所をx軸負の向きに通過しました。この11秒後には、車はx軸上のどの地点にいますか。座標で答えなさい。
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解答
物理のポイントは必ず絵をかきながら考えていくことにあります。
次のような絵を書きましょう。
次に11秒間で車がどのくらい動くのかを求めます。速度の式をxについて展開しましょう。
v = x/t
x = vt
それではv=10、t=11を代入して、移動距離を求めるとx=110となります。ただしちょっとまった!答えは110mではありません!絵に書き込みましょう。
このように、移動距離は110mでしたが、物体ははじめに10mの位置にいたので、原点からの位置は−100mの場所だということがわかります。
答え x=-100
どうでしたか?数学と少し違うところは、一つ一つの現象をしっかりと想像しながら解いていけるかどうかです。
そのコツは何度も繰り返しますが、絵をかきながら考えていくことです。
参考
ぶつりの1・2・3 誰でも解ける! セ…
桑子 研
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