春からスタート高校物理!グラフを使った運動の表し方と加速度!
加速度の復習をしておこう!
新高校1年生に向けた、高校物理の準備企画の第五回目です。
今日は「加速度」について復習をしてみましょう。
練習問題
時刻0sのときに10m/sで動いていた車が、この瞬間から一定の加速度で加速をはじめ、時刻4sに25m/sの速さになった。このときの加速度の大きさを求めなさい。またこのときのv-tグラフを示しなさい。
解説
加速度の式にそれぞれの値を代入してみましょう。0〜4秒間での速度の変化量は25-10=15m/sとなるので、そこに注意をしながら代入をしましょう。
a = v/t = 15/4 = 3.75m/s2
答え 3.8m/s2
次にこのときのv-tグラフを書いてみましょう。0sのときに速度が10m/sであったことと、4秒のときに25になったこと、また一定の加速度であったことから次のようなグラフを描くことができます。
ここでv-tグラフの傾きを求めてみてください。4秒で15m/sの変化したので、傾きは3.75となり、このときの加速度と一致していることがわかります。
いかがでしたでしょうか。v-tグラフの傾きと加速度との関係など、
中学校で勉強したことを思い出しておきましょうね。
春からは、放物運動について入っていきます。
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