アナ雪もびっくり!キラキラ結晶を作ろう!塩化アンモニウムの再結晶実験

ケン博士
サイエンストレーナーの桑子研です。このサイトで科学を一緒に楽しみましょう。 

 中学1年生の理科で学ぶ「再結晶」の授業では、塩化アンモニウムを使った実験が紹介されています。塩化アンモニウムは、アンモニアを発生させる実験にも使われる薬品ですが、特に美しい結晶を作ることができるのが特徴です。

 この実験はとても簡単です。まず、塩化アンモニウム20gを準備し、約70℃のお湯40mLに加えてよくかき混ぜ、すべてを溶かします。そして、この溶液を試験管などの容器に入れ、ゆっくりと冷やすだけで、再結晶ができます。試験管2本分くらいの量を作ることが可能です。

溶液が冷えるにつれて、溶けていた塩化アンモニウムが再び結晶として現れる様子を観察できます。このとき、結晶の形や大きさに注目してみると、さらに面白さが増しますね。

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ナリカさんのサイトでは、別の分量での方法も紹介されています。実験のバリエーションとして、そちらも参考にすると良いでしょう。自分で分量を変えてみると、どのように結晶の成長が変わるのかを確かめることができます。試してみる価値はありますよ!

顕微鏡で、塩化アンモニウムをよくみてみると、、、

またミョウバンの結晶も科学部の生徒がつくったものを見せてもらいました。それがこちらです。

結晶って不思議ですね。また美しいですね。

この他にもYoutubeでいろいろな再結晶について調べてみました。例えば硝酸カリウムの場合は、

ヨウ化鉛の再結晶

ミョウバンの再結晶

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