お金で!?電力に興味をもたせよう!(高校物理)

ケン博士
サイエンストレーナーの桑子研です。 

「でんき家計簿」というサイトを知っていますか?

中学や高校では、電磁気学の電力に関する単元も学習しますが、

Q=IVt、W=IVt、P=IV

などなど、数式がたくさんでてくるところでもあり、生徒としては興味の湧きにくい単元でもあります。そこで使えるのが「でんき家計簿」というサイトで、自分の電気代金やつかった電力量を見せることです。

使い方は次のとおりです。

1 電気の家計簿に登録します(東京電力のサービスの一つです)。
2 電気の家計簿から、1kWhがだいたいいくらになるのかを計算します。
3 身近なものを使った時の電気代を計算してみます。

例えば、生徒にも人柱として見せている?、私の電気の家計簿のデータを見てみましょう。電気の家計簿にログインします。電気のグラフをクリックすると、自分がいつに何kW使っていたのかがすぐにわかります。

スクリーンショット 2016-01-06 7.39.38

過去2年分の電力量(kWh)を確認することができます。またそのときの電気代のグラフも表示されます。今回は正確な数字を表から見てみましょう。データを見てみると、大雑把に請求額を使用料で割ると1kWhあたり25円くらい?となります。基本料金などベースがあるので一概には言えませんが、

大雑把に

1kWh=25円

とおぼえてみてはいかがでしょうか。これを使うと簡単な計算ができます。たとえば、ぼくはこんな問題を生徒と一緒に考えています。

教室の蛍光灯は1本35Wですね。1kWhは東京電力ではおよそ25円です。教室には20本の蛍光灯がついています。教室の電気を朝8時から夕方6時まで10時間つけっぱなしにする生活を、30日続けたとします。これを中高全ての教室数(約50教室)で考えると、学校はいくら電気代を払う必要があるか計算してみましょう。

 

 

計算をしてみると…、

35(W)×20(本)×10(h)÷1000=7(kWh)

7(kWh)×25(円)=175(円)

となります。これを学校の教室数で考えて、1カ月とすると、、、

175円×50教室×30日=262500円

となります。蛍光灯だけで26万円!結構かかることがわかりますね!さあ、LEDにしよう!

関係ないのですが家も全部の証明をLEDにしました。今年の冬にとうとう完成!

最近は安くなりましたね!

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桑子 研(くわこけん)
 1981年群馬県生まれ。サイエンストレーナーとして全国で実験教室やICT活用講演会を開いている。著書は『大人のための高校物理復習帳』(講談社)、『きめる!物理基礎』(学研)など10冊。