どうすればいい?生徒の席の並べ方と理科の授業
今日は先日話題になっていた、世界の国々の授業中の座席の配置について、考えてみたいと思います。
こちらの記事によると、デフォルトの席の配置が世界の国々によって違うんだそうです。
記事をよくみると、日本は教師に向かうような配置をしており、ロシアとにています。
対して、イギリスやフランスは完全に生徒どうしが向き合う形になっており、
グループワーク形式の形です。
アメリカはというと、会議形式のような配置です。
ちょうど日本とイギリスの中間のような感じでしょうか。いろいろ場面によって変えていく方式みたいですね。
アクティブラーニングという言葉が教育界では賑やかになっていますが、
アクティブラーニングにおいても椅子の配置をどうするかという仕掛け作りは、とても重要な問題です。
ぼく個人としては、アクティブラーニングというよりも、立ち位置は同じですが、
「パートナー方式の教授法」というものが、かなり具体的で現実に即していて
アクティブラーニングのように定義が抽象的なものではなく、また定義する人によって様々にはないということも、おすすめできます。
こちらの記事にまとめておいたので、ぜひ御覧ください。
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教師は必読の本かと思います。
いろいろな具体的事例が書かれていますが、席について考えてみると、
この本では科目によって、こうしたほうがいい!という提案がなされています。
なかでもコンピュータールームの席はすごい意外です。
この形になっている日本の学校ってあるのかな?
なぜこれがいいのかはぜひ本書を読んでみてください!納得のいく答えが書かれています。
私は毎週、実験室での授業をしていたり、普通教室の場合もあったりして、様々な配置を試みました。いろいろまだ悩んでいる部分がありますが、
一つに固定せずに、いろいろ変えていくのがいいのかなという結論になっています。
ポイントとしては、教師が様々な座席パターンのメリット、デメリットを理解して、なぜいまこの配置なのか?に応えられるようにしておくということでしょう。
また授業の途中で変更してもよいのですが、1回かえるくらいが限度かなと思っています。生徒の座席変更という負担がおおいと、集中力がきれるためです。実際に失敗しました汗。
みなさんはどのように席を配置していますか?(^^)
ぜひよい方法があったら教えて下さいね!
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