電気回路の間違い探し~この回路どこが違う?~
科学部の中学生といっしょに
ブレッドボードをつかった簡単か回路を組んで、
LEDを光らせてみる実験を行いました。
ブレッドボードの配線について、テスターで調べて、さて実験開始。
素子をぶすぶすとボードにさしていき、回路を作っていきます。
この実験をやってみると、必ず光らない生徒がでてきます。
そこで配線を確認するのですが、
よくある失敗例をご紹介したいと思います。
この実験は高校の授業でもおこなっていますが、同様のミスが多いところです。
科学のレシピ
用意するもの:ブレッドボード、ジャンパーコード、LED、抵抗(68オーム)、電池3ボルト、電池パック
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1 ブレッドボードの配線を、テスターをつかって調べる。
2 ブレッドボードに、LEDと抵抗を直列接続をして、電流を流してみる。
3 光った生徒は、光らない生徒のものを点検して、班全員のボードが光るようにする。
よくあるミスはこちらの回路。これではLEDは光りません。
さてどこが間違っているのでしょうか。
抵抗にについては、3Vの電圧をかけたときにLEDと直列に接続しておくと光るようにに選んだものなので、接続がうまくできていれば問題なく光ります。
緑のコードは電池のプラス極に、黄色のコードは電池のマイナス極に接続されています。
またLEDの足のつけ間違いはありません。
回っていると、もっともよく見かける失敗例です。
また次の事例はどうでしょうか。
簡単な回路なので、次の写真のように配置をする生徒もでてきます。
緑のコードは電池のプラス極に、黄色のコードはマイナス極につながっています。
これは間違っているだけではなくて、
ちょっと危ない回路で、高校で電源装置を使って実験をしていたところ、電圧を高くした時に、同じような回路をくんだ班のLEDが壊れてはじめ飛んだことがありました。
冷や汗をかきました!
こういった間違った回路の組み方をして、光らない!ということが班に1人はいるので、
その回路をみなでチェックをして、どうすれば光るのかを考えていくのも勉強になります。
今日は科学部といっしょに作ってみましたが、コツを掴んだ中学3年の生徒が、
うまくいっていない生徒を教えてまわっていました。
嬉しい光景ですね!(^^)
次回はスイッチを入れて回路の電源をON・OFFできるような回路を
作ってみようと思います。
みなさんはどんな実験をしていますか?ぜひ教えて下さいね(^^)
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