え!?IB教科書にストロー笛を使った実験を掲載!その5
国際バカロレアで使われている物理の教科書の研究をしています。
今日は、教科書P170にのっていた「音速の測定実験」について、
紹介します。
この実験は、ストローをつかって笛をつくり、その周波数をPCとフリーソフトである、
「Audacity」をつかって測定するというものです。
笛で音をならすときに、もっとも小さな周波数(普通にふいて音がなったとき)
で共鳴がおこっているとき(基本振動)の周波数をAudacityで解析して測定します。
そしてストロー笛の管の長さから、波長を計算します(ストローの長さの2倍が波長)。
このようにして様々な長さの笛をつかって、周波数と波長をもとめておき、
縦軸に周波数、横軸に(1/波長)をとると、その傾きが音速になるというわけです。
私もストロー笛は好きな実験器具で、よく生徒と一緒に作ったりしているのですが、
バカロレアでもこうした身近な実験道具をつかっていることに驚きました。
その他にも、他のページでは、なんとビールの泡をつかった実験なども紹介されています。
また機会をみつけてご紹介しますね!
PS IBの教科書はこちらです。
[amazonjs asin=”1447959086″ locale=”JP” title=”Standard Level Physics 2nd Edition Book + eBook (Pearson International Baccalaureate Diploma: International E)”]
ニュースレター
・ニュースレターはブログでは載せられない情報を配信しています。
[subscribe2]