注射器を使って、ボイルの法則の確認実験をしよう!IB研究その4

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国際バカロレアの物理のテキストにのっている実験を調べています。
今日はその4回目です。今回はP115にのっていた、熱力学の実験についてです。

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ボイルの法則を調べてみよう!

プラスチックの注射器に圧力計をつけて、注射器の中の閉じ込めた気体の体積を変化させて、
圧力を測定して、体積と圧力との関係を調べる実験がのっていました。

簡単な実験かとおもいきや、圧力計はデジタルのものを使うことを推奨しています。

デジタル圧力計でないと、微妙な体積の変化と、その時の圧力を測定しにくいようです。
そして、体積−1/圧力のグラフを作り、直線上にのっていくのかどうかを調べて、
そのグラフがうまく直線上にのらない原因を考察していきます。

このテキストは、電子教科書と連動をしているのですが、そちらを見ると、
直線に乗らない理由の考察についてのヒントも多くのっていました。

またエクセルをつかってグラフを作るようなサンプル計算例が乗っていたりするところ、
また誤差を非常に丁寧に扱っているところなどが、日本の教科書とは違うところと感じました。

アナログ計器ではありますが、こちらの器具を買えば、実験をすることができそうですね

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