脳がフル回転!発見のある授業を目指して(吉田松陰・松陰神社)

ケン博士
サイエンストレーナーの桑子研です。このサイトで科学を一緒に楽しみましょう。

吉田松陰の教えと理科の授業

2年前に吉田松陰の松陰神社に行った時のこと。 吉田松陰はどんなことを教えていたのか気になって、説明文を読んでみました。 すると、単に知識を伝えるのではなく、塾生たちが自ら方向性を見つけられるように問いを投げかけていた、ということがわかりました。

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まさに、自ら考え、発見する学びの形ですね!

吉田松陰を目指しているわけではありませんが、 理科の授業の目的も、単に公式を覚えさせることではなく、 科学者たちの発想法や生き方、法則発見への道のり、そしてそれを次の世代へどうバトンタッチしていくか。 そういったことを伝えながら、生徒たちの人生の方向性を決める手助けができたらと思っています。「何かを伝える仕事がしたい!」と思うようになったんです。

質問を投げかける授業

そんな授業を作るためには、やはり「問い」の連続が大切。 生徒自身が発見を重ねていく、そんな授業を組み立てたい。ある授業で生徒が、「考えすぎて疲れた!」と言っていました。 この言葉を聞いて、ぼくは嬉しくなりました。実際に脳が疲れるのかはさておき、 「頭を使いすぎてクタクタになるくらいの授業」 これこそが理想の形なのかもしれません。

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