3次元で感じる!波が頭の中でスイスイ動き出すためのグラフ
y-xグラフとy-tグラフを組み合わせてみましょう!
波の分野でまずつまずくのが、y-xグラフとy-tグラフです。
y-xグラフとy-tグラフを理解して、うまくかけるようになるということは、
波を3次元にみれるようになったということです。
実際にGrapherで波の動く様子を描くと次のようになります。
このようなカーテンが波打っているような模様、
それがy-xグラフとy-tグラフを同時にとらえたときに見える模様です。
ではどのようにすると、このようなグラフをみることができるのかというと、
上の図のようにy-xグラフの手前に時間軸をのばして、媒質の振動する様子を描いていくと
この波が見えてきます。
原点にある媒質の振動が次のとなりの媒質に、と順番に伝わっていく様子が
描けるので、波打った3次元のグラフになるというわけです。
「ぶつりの123の波動編」では、このような3次元の図をつかった説明をたくさんいれたのですが、
3次元のほうがわかりにくいという指摘もあり、
「決める!センター物理基礎!」では、このような3次元の図を使うのはやめました。
でもこの3次元の図がよくわかると、波の数式(y=Asinω(t − x/v))など作っていくときに役立ちます。
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