え?1本のレーザー光がCDに通すとわかれる!?

今日はコンパクト・ディスク(CD)を使って、レーザーの光を増やす方法についてご紹介します。CDはきらきらと光っていますが、よくよくみてみると、CD自体が虹色をしているわけではありません。実はCDには細かな溝があり、光が反射をするときに干渉という現象を起こして、ピカピカと虹色に光って見えるのですね。

これは高校物理の範囲ですが、身近にみられるおもしろい現象です。

今日はそんなCDから回折格子を取り出して、光の干渉の様子について観察をする実験をご紹介します。本校のI先生に教えていただき、実際にやってみたら、その奥深さにびっくりしました。また発展的な分光器の作り方についても、面白い紀要をみつけたのでご紹介します。

自宅でも簡単にできるので、ぜひお試しください(^^)

科学のレシピ

用意するもの:

CD−R、ハサミ

方法:

実験は簡単です。まずはCDをじょうぶなはさみで切りとります。ハサミの歯がかけないように、金切りバサミ等を使うことをおすすめします。

こんな感じ。手を切らないようにしましょう。

きりとったら、銀色のコーティングを取り除きます。

ここにレーザー光をあててみあしょう。レーザーポインターを使ってください。

結果

レーザーをあててみると、あら不思議!1本だったはずの光が増えます。

緑の光もあててみました。

1本のはずがたくさんの光にわかれますね。観察するだけでも楽しいです。CDの断面図の仕組みについては、こちらに詳しく書かれています。

CDについての基礎知識

http://home.e02.itscom.net/shouji/raku/kouza/cd/cd.html

訪問日:平成29年2月6日

またこのCDの欠片を使った分光器も作れるそうです。こちらに面白い論文をみつけたのでご紹介します。私も作ってみようとおもいます。

CD、DVD を用いた光の回折・干渉実験』木 下 正 博 PDF

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桑子 研(くわこけん)
 1981年群馬県生まれ。サイエンストレーナーとして全国で実験教室やICT活用講演会を開いている。著書は『大人のための高校物理復習帳』(講談社)、『きめる!物理基礎』(学研)など10冊。