ナニコレ!?触れずに地球ゴマをすぐに止める遊び方

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手もふれずに回転するコマを止める方法あるんです!
驚きの科学実験の紹介です。

地球ゴマを知っていますか?

地球ゴマを知っていますか?70年台に大ブレークしたおもちゃだで、私も10個位もっています。

(ぼくはこの大きなBタイプがおすすめ。小さいのもうっています)

とっても面白いオモチャで、ジャイロ効果を感じることができるのがその特徴です。そんな地球ゴマが製造中止になってしまうという情報を得ました。なんてもったいないのでしょうか・・・。

本当なのかと目を疑いましたが、ぜひ今のうちにゲットをしておきましょう。今日はそんな地球ゴマを使った、ちょっとあまり見ないような遊び方について紹介しようと思います。

その名も、

手も触れずにコマを瞬時にとめてしまうの術!

です。

まずはこちらの映像をみてください。

磁力で止めているんでしょ?と思うかもしれませんが、実はこれ、奥が深い現象なんですね。だって、円盤自体は磁石にはつかない金属でできているからです。

ちょとわかりにくいかもしれませんが、地球ゴマはまわして何もしなければ、3分以上軽く回り続けます。5分位はまわり続けますね。

それが磁石を近づけておくと、触れていなくてもすぐにとまってしまいます。ぜひお試しください。

渦電流って知っていますか?

アルミには磁石はくっつきません。

しかしアルミはくの上で磁石をすべらせると、磁石はなぜかすぐにとまってしまいます。地球ゴマがとまってしまうのも、これと同じことが起こるためです。

コレは一体全体どういうことでしょうか?実はアルミ箔の表面には磁石をすべらせると電流が流れてしまうんです。

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この電流を渦電流といいます。この電流によってできた磁場によって、
磁石は反発するような力をうけて、止まってしまいます。

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このように、金属の板やコイルを磁場のはたらく空間で動かすと、かならずブレーキがかかって止まってしまいます。

コイルでできたブランコだっってそう。

それでは、突然地球ゴマをつかえといっても身近にはないとおもうので、今日はおなべの蓋を使って実験してみましょう。

科学のレシピ

用意するもの:なべの蓋、磁石

方法:

なべの蓋を回転させて、近くに磁石を近づけるだけです。

こうすると、高速で回転する鍋蓋を磁石を近づけるだけで停めることができます。

このように渦電流を利用すると非接触で回転するものを停めることができるので、大型車の補助ブレーキなどにも使われています。

なお渦電流、電磁誘導、などの詳しい仕組みについて、また今回つかったイラストは拙著から引用しました。

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プロフィール

桑子 研
桑子 研(くわこけん) 1981年群馬県生まれ。共立女子中学高等学校の理科教諭を務めるかたわら、サイエンストレーナーとして全国で実験教室やICT活用講演会を開いている。著書は『大人のための高校物理復習帳』(講談社)、『きめる!物理基礎』(学研)など科学啓蒙書・参考書・絵本など10冊。東京書籍の教科書編集委員・ナリカサイエンスアカデミー公認講師。

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