この手があったか!iPhoneが書画カメラに変身!現場主導のICT術

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ケン博士
サイエンストレーナーの桑子研です。

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書画カメラ。数台しかないな。持ち運ぶの大変だな・・・。

そんな悩みを解決!iPhoneで作る書画カメラシステムです!

現場主導のICT

いろいろな事情でなかなかICTの導入をするのには壁があるのが現場です。また効果があるICTを探すのは、とっても大変。お金ばかりかかって、生徒にメリットがなければ全く意味がありません。

業者などの説明を聞きに行くと、生徒の姿を想像することができないことがよくあります。

そこで、ICT研究会という研究会を立ち上げて、現場で、今すぐに、お金をできるだけかけずに、出来る方法を模索しています。今回は書画カメラについてです。

iPhoneで書画カメラを実現しよう!

書画カメラが1つあるだけで、ぐっと生徒目線にたった指導をすることが可能になります。

またニュートンのゆりかごなど、小さな実験道具を見せるときにこれがあるととっても便利です。

こちらがニュートンのゆりかご先日同僚に教えてもらった技で、iPadとプロジェクターをミラーリングするというものがありました。そのことを教えてもらいさっそくぼくも、ミラーリングをためしたところ、その可能性と手軽さに驚きました!こちらが実際の写真です!

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生徒のノートを借りてきて、そのままプロジェクターに写してノート指導に使っている様子ぼくはいままでコンポジットケーブルを使ってiPhoneと接続していました。コンポジットケーブルの難点は、ビデオアプリと写真アプリなど、出力が想定されているアプリでしか、プロジェクターに写せないことにあります。

しかし!このケーブルを使うと、なんと完全に画面がミラーリングできるんですね!

いやー、これすごいです。出力先が違うので、できるようです。写真アプリなどリアルタイムにプロジェクターで投影できるため、これは書画カメラとしての利用が可能になるぞ!と思った次第です。というわけで書画カメラをiPhoneで実現するために、以下のものを買いました。

これはiPhoneを固定するためのフレキシブルアームで、いろいろか角度で固定することが可能になります。

つまり下にノートをおいて、上から写して書画カメラが実現できるというわけです。私の学校ではプロジェクターが教室に備え付けで設置されているため

この使い方がとっても便利でした。合わせて使いたいこんなアプリ!「Camera Vision」というアイフォンアプリを使うと、さらに便利な使い方ができます。

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このアプリを立ち上げると、コンポジットケーブルであっても、書画カメラとして機能します。

そして生徒に注目してもらいたい場所が矢印でさっとさすことができたり、拡大縮小ができたり、書画カメラアプリとして良い作りになっています。ぜひご一緒に活用してみてください。

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