光が奏でる虹の魔法!オラファー・エリアソンのアート体験(原美術館:群馬県渋川市)
原美術館で発見!「虹」を生み出す不思議なアート
みなさん、こんにちは!今回は美術館で出会った驚きのアート体験についてご紹介します。科学とアートが交差する空間、それは 「オラファー・エリアソン」の作品。これが本当に美しくて、不思議で、心を動かされる体験でした。
宇宙船?それともアート?
原美術館で見つけたのは、まるで宇宙船のような不思議な建造物。上には丸い窓がぽっかりと開いていて、そこから光が降り注ぐ仕組みのようです。
中に入ると……そこには何の変哲もない、真っ白な空間が広がっていました。「これがアート?」と少し不思議に思いながら、再び外へ。ちょうどその日は雪がちらついていて、太陽光はお休み中。説明文には「自然光を取り入れて中に虹が見える」と書かれていましたが、その時は何も見えませんでした。
太陽光が差し込むと……!
美術館の他の展示物を楽しんでいた頃、雪雲が晴れて日差しが戻ってきました。「これはチャンス!」と再び建造物の中へ。すると…… 「わぁ!」 驚きと感動が止まりませんでした。
白い空間が一変、壁一面に虹色の模様が映し出されていたのです!光の分光現象がこんなに美しく、アートと融合するなんて。窓から差し込む光がプリズムに反射・屈折し、無数の色を生み出していました。その模様はどれも独特で、窓の数や配置からは到底予想できない、不思議で幻想的な景色でした。
光とアートの融合
この作品の名前は 「Sunspace for Shibukawa」。オラファー・エリアソンさんによる、ステンレスとガラスプリズムを使った2009年のアート作品です。虹が映し出される仕組みは、光がプリズムを通る際に屈折し、分光されることで生まれるもの。科学の原理が、美術という形で体感できる素晴らしい作品でした。
一度は体験してほしい!
晴れた日に訪れると、この虹の魔法をしっかりと味わうことができます。窓から入る光が作り出す虹色の世界。アートとして楽しむだけでなく、科学的な視点でも驚きと発見の連続です。もしも美術館を訪れる機会があれば、ぜひこの作品を体感してみてください。雪の日と晴れの日で見え方がどう変わるのか、そんな違いを楽しむのも面白いですよ!
原美術館の詳細はこちらから:
光が作り出す美の世界。科学がアートになる瞬間を、ぜひあなたも体験してみてくださいね!