箱型9V電池の中身を大公開!分解してわかった9Vのヒミツ!

  • X
ケン博士
サイエンストレーナーの桑子研です。このサイトで科学を一緒に楽しみましょう。

20130112185658

今日の題材は、この箱型9V電池です!電池を分解してみました!

みなさん、こんにちは!今日はちょっとした「分解の冒険」をしてみたいと思います。今回の主役は…なんと「電池」です!

電池って、身の回りにたくさんありますよね。大きな単1電池、小さな単4電池、どれも「エネルギーをためる魔法の箱」のように見えますが、中身はどうなっているのでしょう?今日はその中身を探るべく、四角い9Vの電池を分解してみました!

電池の基本、知ってますか?

ちょっとしたおさらいです。電池って実は大きさによっても基本的には1.5Vが標準なんです。ボタン電池も単3電池も同じ1.5V。でも、今回の電池はちょっと違います。この四角い電池、9Vです。えっ、9V? 普段使う単3や単4よりも大きなパワーですよね。

実は、昔はラジコンやオモチャでこのサイズの9V電池がよく使われていたんですよ。懐かしいですね。

いざ、分解!

もちろん、みなさんは自宅で電池を分解しないようにお願いします!これは少し危ない作業なので、絶対にまねしないでくださいね。私は慎重にニッパーを使って、電池のサイドをゆっくりと開けてみました。

さて、何が出てくるか…ワクワクしますね!

6個の小さなブロック!

20130112185659

驚きました!電池を開けると、6つの小さなブロックが出てきました。そして、この6つのブロックが直列に接続されていたのです。どういうことかと言うと、各ブロックが1.5Vの力を持っていて、それを6個繋げることで合計9Vになる、という仕組みでした。

なおこんな本当に電池が6本出てくるものもあります。

9V電池の中身がこんなにシンプルな構造だとは驚きですね。見た目はただの四角い箱ですが、その中には小さな電池たちが力を合わせてエネルギーを生み出していたんです。

分解は発見の宝庫!

何気なく使っている身近なものでも、こうして分解してみると新しい発見がたくさんあります。電池もその一例です。次に電池を使うときは、この小さなブロックたちの働きを思い出してみてくださいね!

今日の分解レポート、いかがでしたか?また面白いものがあったら、どんどん分解してみますので、次回をお楽しみに!

 

科学のタネを発信中!