豆電球のヒミツ!2本の線が同じ場所から出てないって本当?
豆電球ソケットの2本の線は同じ場所から出ていない!
今回は小学校の教科書でもよく出てくる 豆電球の配線 についてお話しします。意外と知られていない豆電球の仕組み、ちょっとのぞいてみましょう!豆電球をソケットに差し込んでいると、「あれ?これって2本の線、同じところから出てるんじゃないの?」と思うかもしれません。でも実は… 同じ所から伸びているわけではない のです!
ソケットをよーく見てみよう
さあ、豆電球を固定するための ソケット をじっくり観察してみてください。よーく見ると、1本の線は 下の金属 に、もう1本の線は まわりの金属 に接続されていることがわかります。どうしてこうなっているのでしょう?
実は、豆電球の中には フィラメント という細い金属の線が入っています。このフィラメントこそが電気を通して光を生み出してくれる重要な部分!
そして、豆電球の構造はこうなっています:
•1本の線は フィラメントの一方 と下の金属に接続
•もう1本は フィラメントのもう一方 と横の金属に接続
つまり、電気は下から入り、フィラメントを通り、横に抜けていくという流れになっています。
ソケットから取り出しても光る!
例えば、豆電球をソケットから外して、 下側と横側の金属部分をそれぞれ電源に接続 しても、ちゃんと光ります!「あれ?線は同じ場所から出てるように見えたけど、実は中でこんな風に繋がっていたのか!」と驚く方も多いかもしれません。
間違った繋ぎ方に注意!
ここでひとつ注意! 両方とも下の金属に接続 してしまうと、どうなるでしょう?その場合、電流は フィラメントを通らず に流れてしまい、ショートしてしまいます。とても危険なので、気をつけてくださいね!
おうちで実験してみよう!
この豆電球の仕組みは、小学校のテストでもよく出題されます。実際に ご家庭で実験 してみると、理解が深まるかもしれません。ぜひ、お子さんやご家族と一緒に豆電球を観察してみてください!「なるほど!」と思わず感心してしまうこと間違いなしです。