実験をもっと気軽に!毎日忙しい先生へのお手軽科学実験のすすめ
ケン博士
サイエンストレーナーの桑子研です。このサイトで科学を一緒に楽しみましょう。
「毎回実験をやっている時間なんてない!」
教員をしていると、教材研究に追われ、生徒の顔が見えなくなる時期がありますよね。ぼくもそんな経験があります。毎日夜遅くまで教材研究をしても、授業に満足がいかない。実験をやりたい気持ちはあっても、時間がない…そんなこと、ありませんか?でも、最近は授業に「1時間1実験」を取り入れることができています。大変そうに思えますが、実は意外と簡単にできるんです!
忙しい日々でも実験はできる!簡単な演示実験のススメ
忙しい毎日でも、数十分の準備でできる実験なら、すぐにでも授業に取り入れられます。たとえば、100円ショップで手に入る材料を使ったホバークラフトや、おもちゃを使った簡単な実験。実験というと大掛かりなものや、班での活動を想像しがちですが、こういうちょっとしたものでも実験といえば実験ですよね。
実験は大掛かりでなくても、ちょっとしたものでも、ものを持っていけば授業がグッと楽しくなるんです。たとえば、手作りの風船ホバークラフト。準備時間は30分以内、費用は300円くらい。それで生徒たちは大盛り上がり!ホバークラフトを使って物理の原理を体感することで、科学がもっと身近に感じられるはずです。
継続こそが大事!授業準備で倒れないために
授業準備を完璧にしようとすると、自分で自分の首を絞めてしまいます。大事なのは、無理をしないで続けること。授業は一度で完璧にしなくても、何度もトライしていく中で、だんだんと良くなっていくものです。毎日が忙しくても、小さな演示実験を取り入れて、授業に少しでも楽しさをプラスする。それを続けることで、授業も成長していけていきます。