小2が夢中!『理科ダマン』に隠された子供だけの魅力とは?(子供に聞いてみた)

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ケン博士
サイエンストレーナーの桑子研です。このサイトで科学を一緒に楽しみましょう。

最近、我が家の小学2年生に『つかめ!理科ダマン』(マガジンハウス)という漫画を与えてみました。本屋に平積みになっていたからです。すると、驚いたことに、一気に集中して読み始め、読んでいる最中は話しかけてもまったく反応しないほど没頭してしまいました。どんなに夢中になっているのか、思わず「これはただの理科の漫画だよね?」と不思議に思い、自分も一緒に読んでみることにしました。

電車の中でも家でも読み耽っています。

読み進めるうちに、確かに漫画の表現はユーモアに溢れ、キャラクターたちの表情も豊かで、読みやすい構成になっています。しかし、私が感じたのは「最後にちょこっと理科の情報が載っている」程度で、正直に言えば、他の本や漫画と比べて特別な面白さを感じたわけではありません。では、なぜ子供たちはこんなにも夢中になるのでしょうか?

内容は特別面白いようには感じないけれど、、、。

私が驚いたのは、子供の視点から見ると、全く違った「面白さ」が存在するということです。気になった私は、「どこがそんなに面白いの?」と直接子供に聞いてみました。その様子をお届けします。

K:桑子研(私のことです)

K:理科ダマンを一つ買ったらハマってしまったようだけど、どの巻が一番好き?

どれも好き、全部好き。理科のことが載ってて、それでいっぱい学べて理科が。Kが好きな電気の話も載っていたし。

K:どの分野が好きなの?分野っていうのは、生き物だとか、物の動きとか、宇宙とか、、、。

宇宙が一番好き。6巻か5巻かな。 太陽のところ。なんかほとんど空気できてて。すごいじゃん。太陽は黒点っていう黒い部分が4000度ぐらいになんだけど。周りが6000度で、太陽の中ね、なんか1600万度。

K:その数字覚えてるの?すごいね。なんで太陽の温度が面白いの?

宇宙のあんま知らなかったから。なんかもう集中しすぎて。

K:集中してるよね。なんかずっと人の話かないもんね。

出てくる人の顔が面白いし。 理科と本、どっちもなんか好きなんで。

K:読んだことない人にさ向けてさ、こういうところ。 おすすめです。みたいなとこある?

理科がいっぱい載ってます。 僕が今一番面白かったのは5巻と6巻です。宇宙のことがいっぱい知れて。 それで? 太陽とか? 太陽の熱さとか大きさとか?地球までどんぐらい太陽は近いかとかを知れるから。

以上です。インタビューを終えてみると、なんとなくですが漫画はスポンジボブと似たようなリアクションの面白さが非常に高いのかなと思いました。お子さんと一緒に読んでみることをお勧めしたいです。

amazon:『つかめ!理科ダマン』(マガジンハウス)

なおインタビューの文字起こしはこちらでサッとやりました。

音声ファイルからの文字起こしにはOffice365(Word)で!

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