送電網への大幅な投資の必要性
ケン博士
サイエンストレーナーの桑子研です。このサイトで科学を一緒に楽しみましょう。
こちらのニュース記事を読んでみたのですが、
色々興味深い点が書かれていました。再生可能エネルギーを使って、色々なところに行き渡らせる場合には、さまざまな困難を伴うということです(今ある送電網を色々と治さなければいけないということ)。
以下の点が気になりました。登録すると全文が読めるので、ぜひみなさんも読んでみてくださいね。
現代生活の必要な機器に用いられる電力の総使用量を、発電量と常に一致させなくてはいけないのだ。何らかの形でバランスが崩れると不具合が生じてしまうため、送電網を常に監視する必要がある。
接続箇所をたくさん増やすだけでなく、送電網の形を変える必要もある。再生可能エネルギーを大量に発電するのに最適な場所は、従来の発電所とはたいてい別の場所にある。新たに送電線を引くにも、それらが密集すると別の対応を求められる。
また、再生可能エネルギーの発電は断続的なため、送電網を拡大してより広い地域の発電源にアクセスできるようにしなくてはいけない。
現在のものは、化石燃料による発電方法に根ざしているからだ。短期的に見ると莫大な投資が必要になるが、長期的にはシステムをより安く、より信頼できるものにする。
電気自動車やヒートポンプの普及により、電力需要が急増するからだ。送電網機器の主要サプライヤーである日立エネルギーの試算では、2050年までに世界が必要とする発電量は現在の4倍、送電容量は3倍になる。
などです。送電網への投資が必要ですね。日本の国土は狭いので、早めに対処をしていけばできうるものなのでしょうか。