圧縮発火機での事故事例について(フラッシュコットンが原因のようです)
ケン博士
サイエンストレーナーの桑子研です。このサイトで科学を一緒に楽しみましょう。
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こちらの記事で、圧縮発火機を使った事故の様子が掲載されました。科学実験で安全面はとても大切ですが、色々なところに危険が潜んでいますね。具体的には、
科学館などによると、「燃焼の実験」をテーマにしたショーで、圧縮した空気の中でティッシュペーパーを発火させる実験をしていた。うまく発火しなかったことから燃えやすいフラッシュコットンを入れたが、量を誤ったため急激に燃焼し、空気を圧縮していた筒が破裂した。
このフラッシュコットンというものが危険だったわけですが、フラッシュコットンというものを知りませんでした。フラッシュコットンは調べてみると綿火薬というもので、着火すると爆発的に燃え上がり、まばゆい炎を放つ綿なのだそうです。マジックなどでよく使われているものなのだとか。
急激に火がついたため、空気が膨張をして破裂したのでしょうね。圧縮発火機も怖いものだなと思いました。生徒にやらせる時にはいろいろ注意をさせてやらないと怪我があるかもしれませんね。