特大の渦輪が!?フォグマシンとダンボールで空気砲を作ってみた!
#フォグマシン ( #スモークマシン )を使って空気砲の実験を行いました。空気砲については、ダンボールを用いて作成しました。
このようなダンボールです。写真は小型のもので、こちらを大きくしたものを作って、フォグマシンで煙を充填して、一気に押し出すと大きな渦輪ができました。
こちらの動画をご覧ください。
使ったフォグマシンはこちらです。
こちらが実際にフォグマシンを動かした様子です。
5000円程度で購入することができます。また必要な薬剤があるのですが、こちらは自作ができます。グリセリン5mLと純粋5mLを混ぜ合わせます。1対1という感じですね。
グリセリンは化粧品などで使われるので薬局で売られています。
グリセリンは、無色透明で粘性のある3価のアルコールで、水に非常に溶けやすく、吸湿性が強いという特性があります。食品添加物にも使われるなど、安全性も高い薬品です。少しとろみのある液体です。また水は純粋を用意します。精製水などでも大丈夫でした。また1対1で混ぜると良いそうですが、用途的には半分くらいの5mLずつでも十分そうな気がしています。原理については次のように書かれていました。
1 液はサイフォンで被容器からヒートエクスチェンジャー (熱交換器) 部へ高圧で送り 込まれ、蒸発溫度に加熱されます。
2. 加圧、過熱された液は、本体のノズルから大気中に放出され、 蒸発し外気の冷気と混合して無数の細かい粒子となります。
加熱・加圧をして飽和水蒸気量が大きくなり、たくさんの水蒸気を作って、それを空気中にばら撒いて、一気に減圧することで、雲ができるという仕組みのようです。またグリセリンが雲の粒子の核としての役割を果たしているようです。また使用後はアフターケアが必要です。酢酸5mLに水を40mL入れて、液体を作り、フォグマシンの余った溶液を捨てて、こちらを入れて、何度か動かしてグリセリンを出し切っておきます。
こうしないと目詰まりを起こすそうです。上記サイトに書かれていました。出てきた煙はとても長い間空気中を漂い続けるので、まるで火事が起きたかのように視界が悪くなります。火災ほうちきはならなかったのですが、やりすぎるとなる可能性もなきにしもあらずかなと思われます。