コンセンサスゲーム「砂漠で遭難したら?」を実施しました
高校地理お助け部に掲載されているコンセンサスゲームを道徳の時間に行いました。今回行ったのは砂漠からの脱出ゲーム「砂漠で遭難をしたら?」です。色々なコンセンサスゲームがありますが、NASAゲームよりも難易度は低いものだそうです。
自然とコミュニケーションを他者と取ることができ、とても有意義なものでした。多数決をしないで合意形成を取ろうという練習にもなります。ワークシートが提供されていて、すぐに使うことができるのも良いところですね。
http://keppentyan.livedoor.blog/archives/12339175.html
実際に得点を個人でやった時と、グループで考え直した時で比べると、話し合いをした時の方が良い結果が生まれました。2/3以上が話し合いをした結果の得点の方が良かったとのことです。
このコンセンサスゲームは、分かれ目として助けが来るまで待つか、または自力で脱出を目指すか?の2択がポイントとしてあります。話し合いの中でそれらのポイントでどちらを選ぶのかが絞られていったのかもしれません。
合わせてフィンランドの小学生が作った話し合いのルールについても紹介をし、話し合うときに気をつけるように伝えましたが、これも生徒は心に残ったようです。
1. 他人の発言をさえぎらない
2. 話すときは、だらだらとしゃべらない
3. 話すときに、怒ったり泣いたりしない
4. わからないことがあったら、すぐに質問する
5. 話を聞くときは、話している人の目を見る
6. 話を聞くときは、他のことをしない
7. 最後まで、きちんと話を聞く
8. 議論が台無しになるようなことを言わない
9. どのような意見であっても、間違いと決めつけない
10. 議論が終わったら、議論の内容の話はしない