質量はどうなる?沈殿物のできる化学変化(炭酸ナトリウム+塩化カルシウム)
今日は、炭酸ナトリウムと塩化カルシウムを使ったワクワクする実験を紹介します!この実験は、化学反応の驚きを実際に目で見ることができる、まさに「おぉ!」と声が出る瞬間があるんです。科学が初めての方でも楽しめる内容なので、ぜひ挑戦してみてくださいね。
どんな実験?
今回の実験では、炭酸ナトリウム水溶液と塩化カルシウム水溶液を混ぜて、沈殿物ができる様子を観察します。さらに、この沈殿ができる過程で質量がどう変化するのかも調べてみましょう。
用意するもの
•炭酸ナトリウム水溶液
0.5mol/Lの濃度で作ります。炭酸ナトリウム5.3gを水100mLに溶かせばOK!
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•塩化カルシウム水溶液
こちらは0.1mol/Lの濃度です。塩化カルシウム1.1gを水100mLに溶かしましょう。
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実験スタート!
この実験は、教室でみんなで楽しめるように、演示実験として行いました。まずは、用意した炭酸ナトリウム水溶液と塩化カルシウム水溶液を混ぜてみましょう。すると…白い沈殿物が出現!
でも、ここで終わりじゃありません。この反応で質量がどうなるか、みんなで予想しながら実験を進めていきます。質量が増える?それとも減る?もしかして、変わらない?科学の不思議を感じながら、ぜひ結果を予測してみてください!
今回は演示実験にしました。単に混ぜるだけの実験で質量を観察するだけのものであったため、中継をしながら演示をしました。化学反応式は次のようになり、炭酸カルシウムと塩化ナトリウムが発生します。炭酸カルシウムは水に溶けにくい性質があり、白濁します。
Na2CO3 + CaCl2 → CaCO3 + 2NaCl
実験結果は次のようになり、
混ぜた際の重さは、変化しないという結果になりました。
このような身近な物質を使ったシンプルな実験でも、たくさんの発見があります。沈殿ができる瞬間のワクワク感と、質量がどうなるのかを考えることで、科学の奥深さに気づけるでしょう。ぜひ、みなさんも身近な科学を楽しんでくださいね!
次は身近なスマホを使った実験はいかがですか?