IFをたくさん使う場合はIFS関数を使うとスッキリ綺麗(教師のためのエクセル)
ケン博士
サイエンストレーナーの桑子研です。このサイトで科学を一緒に楽しみましょう。
ifs関数というものがあるというのを次の記事で知りました。
https://forest.watch.impress.co.jp/docs/serial/exceltips/1476744.html
そこでGoogleBardでif関数で書く場合と、ifs関数で書く場合について、数式がどうなるか聞いてみました。
聞き方としては「エクセルの数式を、以下の条件に当てはまる様に作ってください。 セルE3が700,000より大きければ「A」、500,000より大きければ「B」、300,000より大きければ「C」、それ以外は「D」を表示する」と聞いてみました。
するとこの様に教えてもらいました。
=IF(E3>700000,”A”,IF(E3>500000,”B”,IF(E3>300000,”C”,”D”)))
ifの中にifが入って複雑化していきますね。そこでifsの登場です。
この様になります。
=IFS(E3>700000,”A”,E3>500000,”B”,E3>300000,”C”,”D”)
ただし上記の記事にあるように、
「E3<=300000,”D”」でも問題ありませんが、「TRUE,”D”」とします。最後の[論理式]に「TRUE」と指定することで「それ以外」を表現できます。
=IFS(E3>700000,”A”,E3>500000,”B”,E3>300000,”C”,TRUE,”D”)
とするとさらに良い様です。実はChatGPTでやったら、こちらが出てきました。AIによって賢さが少し違うのかもしれませんね。