動滑車を用いた仕事の原理に関する実験のコツ
ケン博士
サイエンストレーナーの桑子研です。このサイトで科学を一緒に楽しみましょう。
動滑車を用いて、仕事の原理に関する実験を行いました。フィルムケースを使ったり、クリップをつかったりと簡単にできる方法についてまとめました。
用意する物:動滑車(およそ25g)、凧糸(50cmくらいで両サイドを輪にしておく)、フィルムケースと浮力用のおもり(大75g×2+小25g×1)、スタンド、竹定規、フック
フィルムケースの蓋にフックをつけて、そこにおもりを入れます。
まずはおもりの下に動滑車をつけて、全体の重さをはかります。
次に机から10cmの高さの位置まで持ち上げます。このとき、糸にクリップなどの目印をつけて、糸をどれだけの高さたぐりよせたのかをはかります。
これは当たり前ですが10cmとなりますね。
続いて動滑車をとおして、動滑車という道具を使って、まずは重さをはかります。
手応えを感じると、軽くなっていることがわかります。続けて、今度は動滑車をつかて、おもりを10cmの高さまで持ち上げます。このとき紐に目印をつけて、紐をどれくらいたぐりよせたのかをはかります。
ここから仕事の大きさをそれぞれ計算していきます。