指が避雷針になる!?プラズマボールの驚くべき仕組み

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ケン博士
サイエンストレーナーの桑子研です。このサイトで科学を一緒に楽しみましょう。 

みなさんは、プラズマボールというものを知っていますか?あの不思議な光の球、まるで魔法のように手に反応して光が集まる光景を覚えている方もいるかもしれません。

先日、「つくばエキスポセンター」に行ったとき、久しぶりにそのプラズマボールに出会いました!こちらがその時の映像です。

科学館にあるプラズマボールは、さすがに大きくて見応えがありますね。実は、私は群馬県にある生涯学習センターという科学館の近くで育ちました。そこにもプラズマボールやパスカル電線などが常設されていて、子どもの頃によく訪れていました。今思えば、本当に素晴らしい環境に恵まれていたんだなと感じます。このプラズマボールを見るたびに、そんな懐かしい思い出がよみがえります。

手に寄ってくる光の不思議

プラズマボールの面白いところは、手をかざすと光が手元に集まってくることです。触っても全く痛くありません。

これは、ガラス玉の中の気圧を下げ、希ガスなどを封入して電流が流れやすくした状態で、高周波の電圧をかけることで生じる現象です。中心からガラスの表面に向かって電流が流れ、ガラス部分を触ると、電気を通しやすい人間の体に光が集まってくるんです。そこから、電気が体の表面を通って地面へと流れていく仕組みだそうです。なんとこの時指と避雷針はほとんど同じ役割があるそうです。もっと詳しい説明は、こちらのリンクを参考にしてください。プラズマボールについて

家でも楽しめるプラズマボール

とにかく、見ているだけでうっとりしてしまうこのプラズマボールですが、スマートフォンのタッチパネルも同じように、指に流れる電気を利用して位置を特定しているんですよ。面白いですね!

実は、このプラズマボール、意外と手頃な価格で手に入れることができるんです。なんと、1000円程度で購入できます。私は実際に買ってみて、生徒たちに見せたところ、初めて見る生徒たちは大変感動していました。興味がある方は、ぜひ手に入れてみてください。私がアマゾンで購入したものはこちらです。こちらで購入できます。

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科学の不思議を体感できるプラズマボール、ぜひお家でも楽しんでみてくださいね!

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